Apple Watchを発売日から使い続けている人の、使い方はこう。

Apple Watchを発売日から使い続けている人の、使い方はこう。

2017年08月16日

Apple Watchを発売日から使い続けている人の、Apple Watchの使い方を紹介します。

それは2015年4月24日に始まった

初代Apple Watch発売日の2015年4月24日、Apple Watch Sportを購入しました。

この頃のApple WatchのOSは、今から思えば動作も遅く、活動量を計るにしても傘やカバンで手がふさがっていると(=腕の動きが少ないと)上手に活動量をカウントしてくれませんでした。

当時、サイドボタンにはシングルクリックで「友達に連絡する」が割り当てられていました。
Apple Watchを持っている友人など多くなく(というか、一人しかいなかった)二人で鼓動を送りあってはしゃいだ後は今ひとつ実用性には欠けていました。
※現在はサイドボタンにシングルクリックで「Dockの表示」、ダブルクリックで「Apple Pay」の起動が割り当てられています。

月日は流れ、続々とOSのアップデートが行われ、Apple Watchは実用的になっていきました。
その過程で、新しく出たApple Watch Series 2へと買い換えました

2年と少しApple Watchを使いましたので、ここで一度、筆者のApple Watch活用法をまとめたいと思います。

Apple Watchは通知が命

Apple Watchを使う一番の理由は「通知」です。
iPhoneが巨大化した今、ポケットに入れておくことすらままならなくなりました。
また、特に女性の方は、飾りポケットしかない洋服を着ている方も多いかと思います。
そういった理由でiPhoneをバッグの中に入れたままにしたり、置きっぱなしで別の部屋に移動すると、通知に気づかないことが多々あります。

Apple Watchを使うようになってからは、電話の取り逃しが劇的に減りました
フリーランスで仕事をしているとちょっとした家事も仕事の合間にできてしまうが故に、iPhoneが手元にない状況で電話がかかって来てしまうこともあるのですが、そういう時にとっさにApple Watchで電話を受けて、その後iPhoneで会話を続けることも可能なので、助かります。

また、着信相手やアプリの重要度によって、iPhone側で通知するかしないかも絞り込めるため、重要な通知のみを手首で受けて、緊急性の低いものは無視でき、結果的に作業への集中力が高まりました。

筆者の場合は、特に音に割り込まれるのが苦手で、バイブにしていても机の上でガタガタ鳴るととても不快だったので、手首で静かに知らせてくれるApple Watchを快適に感じました。

Apple Watchとは離れますが、対応するMacをYosemite以降のOSで使用していればiPhoneと連携して通話やメッセージをMacで受けることもできるようになったため、こちらも便利になったものだと思っています。

連携機能に関しては、動作に条件がありますので公式のヘルプをご参照ください。

また、ミーティング中など、通知が来た際に机上であからさまにiPhoneを覗くと失礼かな?という時でも、Apple Watchの振動音は小さめですし、テーブルの下でさりげなく通知内容をチェックしたり、着信をミュートできます。
※電話が着信しているときに手でApple Watchの画面を覆うとミュートされます

Apple Watchの通知を効果的に使うには

iPhoneから発される全ての通知をApple Watchで受けてしまうと、かなり煩わしくなると思います。
Apple Watchアプリで、各アプリごとの通知設定を変更できますし、iPhoneと同じ設定をそのままApple Watchに反映することもできます(筆者はこの方法を使っています)

例えば、

  • ・アラームやTodo系のアプリ、即応等が必要な通話系のアプリはサウンドを鳴らす
  • ・キャンペーンの通知しか来ないようなアプリは通知を全てオフに
  • ・メールアプリはアカウントごとや人ごとにサウンドの有無を切り分ける

重要な通知だけをApple Watchで受け取る

このようにしていくと、重要な通知だけをApple Watchで受け取ることができます。
最初は少し面倒かもしれませんが、一度やってしまえば、あとは新しいアプリをインストールするときにどうするか決めれば良いので、それほど手間ではありません。

[設定]→[通知]からアプリごとに細かく変更可能です。

Siriのタイマー&アラームが地味に便利

洗濯物のアラームをセット

外ではあまり使う機会がありませんんが、家の中ではApple Watchのアラームが活躍します。
例えば、スパゲティの茹で始めに手元がふさがっていても、「HeySiri、タイマー8分」と言えばタイマーのカウントダウンが開始されます
また、「HeySiri、洗濯物のアラームを一時間後にセット」と言えば「洗濯物」というラベルのついたアラームが一時間後に鳴るようにセットしてくれるため、洗濯物の干し忘れを防げます。
「HeySiri、15分後に起こして」と頼めば、寝過ごすことなく昼寝できます。

もちろんiPhoneや普通の時計でもアラームはかけられるのですが、手を使って操作しなくてもセットできる点が良いです。
料理中は手が濡れていることもありますし、衛生的にもあまり何かを途中で触りたくありません。
Apple Watchは2になってからは耐水なので、スポーツバンドやナイキバンドであれば付けっ放しでも家事ができますし、気になるなら手洗いと同時にサッと洗うこともできます
(公式に「手を洗える」とコメントがありますが、本体への洗剤の使用に関しては避けるように書かれています)

本体とバンドをバラして洗ってしまいます。

ジョギング後など、特別に汗を書いた時は本体とバンドをバラして洗ってしまいます。
定期的に洗っていたおかげか、スポーツ(アルミニウム)モデルでも特に錆びることなく使えていました。

タイマーとアラームの使い分けに関しては

  • ・タイマーは現在時刻からのカウントダウンで、ラベルはつけられない。履歴は残らない。一度に一つしか実行できない
  • ・アラームは鳴る時刻を指定する形で、ラベルが付けられる。過去のアラームとして鳴り終わった後も履歴が残る。一度に複数実行できる

という違いがあるので、一回限りの場合やすぐに動作させたいなら「タイマー」、並行して複数セットしたい場合や名前をつけておきたい場合は「アラーム」を選ぶと良いと思います。

Apple WatchのSiriのコツ

Apple Watchが通信できる範囲にiPhoneを置いておく必要があります

まず、Apple WatchのSiriが言葉を解析するためには、Apple Watchが通信できる範囲にiPhoneを置いておく必要があります。
Apple Watch単体の状態ではSiriは使えません。
(いつかApple WatchにSIMが搭載されれば、できるようになるかもしれません)

Apple WatchのSiriは、基本的にはiPhoneが手の中にない時(隣の部屋にある時等)や、両手がふさがっているような時に補助として役に立つものです。

また、Apple WatchのSiriはiPhoneのSiriと比べるとできることが限られています。
例えばiPhoneのSiriでは「メールを読んで」という処理もできますが、Apple Watchではできません。

Apple WatchのSiriに「タイマー3分」形式で話しかけると、まるでApple Watch単体で処理してくれるような動作の速さです。
「◯◯のアラームをセット」形式の場合は、ラベルの言葉を解析するため、アラームのセットまで少し時間がかかります。
Apple WatchとiPhone間の通信状況や、iPhoneとインターネットの通信状況に動作速度が左右されます。

「今日雨降る?」や「今日の予定は?」ぐらいであればApple Watchでも聞けますが、複雑な要件であればiPhoneやMacでこなす方が早いです。

基本的には「Hey,Siri」にしか反応しないように出来ているはずなのですが、筆者の場合はHey,Siriだけではなく「ねえ、Siri」でも反応するので、そう話しかけています。
「へい」より「ねえ」のほうが言いやすいです。
※手が使える場合は、デジタルクラウン(竜頭)の長押しでSiriを起動することも可能です。

ナイトスタンドモードで置き時計がわりに

デジタルクラウン(竜頭)側が上になる向きでApple Watchを充電器に置くと「ナイトスタンドモード」になります。
ただ時刻を表示するだけの機能なのですが、部屋に時計がない場合に時刻を確認するには充分です。
普段は消灯していますが、側を歩くなど、ほんの少しの振動でも反応して点灯するため、実用には困りません。
机の上に置いた場合は、キーボードを打ち込む振動に反応するほどです。
寝ている時は、iPhoneだと光を最小にした状態でも眩しく感じますが、Apple Watchのナイトスタンドモードはだいぶ眩しさが軽減されます

また、Apple Watchでアラームを設定すると、目覚まし時計としても使えます
ただし、ナイトスタンドモードの場合、iPhoneのアラームとは連動しないのでApple Watch側でアラーム設定が必要です。
(ナイトスタンドモードではなく、腕につけている状態であれば、iPhoneのアラームもきちんとApple Watchに通知されます)
アラームの音は変更できませんので、今後変更できるようになると嬉しいですね。

ナイトスタンドモードの公式ヘルプはこちら

充電にはこのコンピュータ型のスタンドを愛用しています。激カワです。


elago Apple Watch スタンド W3 STAND シリコン製 充電スタンド付 for Apple Watch Series 2 / 1 各サイズ対応 ホワイト

もともと腕時計しか持っておらず(しかも手巻き時計…)壁掛け時計や置き時計を一つも持っていなかったので、当たり前なのですが充電中も普通に時計として使えるのは便利です。
写真では机の上に置いていますが、現在は枕元に置いています。

やっぱりいい、Apple Pay

Suica対応で改札をスイスイ通過

特にバンド活動をしていると、両手に荷物をかかえたまま(財布はギグケースの中に…)改札を通過することが多いのですが、そういう場合に、Apple WatchのSuicaで改札を通過できるととても楽です。

左腕につけていると、改札にタッチする際は右に体を捻るような体勢にはなりますが、いちいち財布やカードをバッグから取り出すよりは楽です。

Suicaは常にApple Watch上で残額を確認できますし、オートチャージ(ビューカード限定)やiPhoneでの都度チャージ(クレカやVISAデビットでも可能)もできるため、改札でピコンと止まってしまうこともありません。

iPhone7以降でもSuicaは使えますが、iPhoneを取り出す時と違ってApple Watchは落下する危険性がほぼないため、Apple Watchの方が便利だと思います。

広がるQUICPay&iD決済

この頃は、大手コンビニやスーパー、ドラッグストア、電器店等では、SuicaはもちろんのことQUICPayやiDに対応しているレジが増えて来ました。

例えばジョギング中も財布を持たず、コンビニに立ち寄って飲み物を買うこともできますし、万一調子が悪くなっても近くの駅から電車に乗って帰ることができます。

QUICPayやiDであれば、クレジットカードと同様に後払いになるため、チャージする煩わしさがありません

文字盤やバンドの満足度が高い

文字盤やバンドの満足度が高い

Apple Watchのバンドは、本体裏のボタンを押すだけで、とても簡単に付け替えることができます。
これほど簡単にバンドを交換できる腕時計は、他には無いのではないでしょうか。
上記画像の撮影時刻を見てもらえれば分かると思いますが、1分の間にバンドの付け替えと写真撮影ができています。


引用元:公式サイトのスクリーンショット

ミーティングの時には茶色のレザーバンド、遊びの時は紫のレザーバンド。
日常やスポーツの時はシリコン製のスポーツバンドや、穴の空いたNikeスポーツバンド。
その日の予定に合わせて服装を変えるのと同じように、気軽にバンドを付け替えられます。
Apple純正のバンドはもちろんのこと、それ以外にも色々なメーカーから互換性のあるApple Watch用バンドが出ています。
他にも欲しいなあと思ってしまいます。

汎用の腕時計用のベルトをApple Watchで使えるようにするアダプタも販売されていますし、その気になればバンドを自作することも可能です。

筆者が購入したものとは別商品ですが(購入したのが前過ぎて現在は販売されていませんでした)、Amazon等で同じようなアダプターがたくさん販売されています。


Apple watch バンドアダプター,Wearlizer® Apple Watchベルト交換用ラグ フィルム付 一体型 フィルム付 全3色(42mm, シルバー)

さらに文字盤の種類やカスタマイズも豊富です。

通常の文字盤に加えて、エルメスモデルにはエルメスの文字盤、ナイキモデルにはナイキの文字盤がプリインストールされています。
(通常モデルを買った場合、エルメス・ナイキの文字盤は使用できません)

ナイキバンドが特に快適

Apple Watch 38mmモデルのステンレス本体は41.9gと、アルミニウムモデルが28.2gであるのに比べて重いです。
たかが十数グラムの違いですが、この違いは体感できるレベルのものです。
そこでステンレスモデルにナイキバンドを合わせてみると、軽くてつけやすくなります

文字盤はアプリのショートカットとして使える

Apple Watchには、複数の文字盤を登録でき、それらを左右へのスワイプで切り替えることができます。
文字盤の一つに、「モジュラー」というコンプリケーション(文字盤拡張機能)が豊富なものがあります。

上の画像の場合、日付をタップすればカレンダー、時計をタップすればアラーム、音符マークをタップすればミュージックアプリ、家のマークをタップすればホームキット(照明のスイッチなど)が立ち上がります。

例えば満員電車の中でカバンの中にiPhoneを入れた状態で音楽を聴いていて、曲を飛ばしたくなったら、Apple Watchですぐにミュージックアプリを呼び出してスキップや選曲が可能です。
iPhoneを出すまでもなく何かを確認したい時や、リモコンとして使いたい場合に便利です。

たまに役立つ、その他の機能

活動量計機能

Apple Watchの目玉の一つは健康管理であり、着けていると心拍数や運動量、消費カロリー等を算出してくれます。
最初のうちはマメにチェックしていたのですが、毎日の生活習慣がそれほど変わらない場合、Apple Watchを見なくてもどれぐらい動いたかが感覚でわかるようになってきます。

見なくても分かってしまうので、あまり気にしなくなりますが、たまにイレギュラーな行動をした日はやはり動いた事を感じられますし、家事などの細かい運動でもきっちり運動として算出されるので、日々の行動に気をつけるきっかけになります。

カメラリモコン機能

Apple Watchは、iPhoneのカメラのワイヤレスリモコンとしても使用できます。タイマー撮影もできます。
バンドの衣装etcをメンバーと共有するときにも便利です(ピンポイントすぎる…)

Wallet(旧Passbook)

Walletアプリを使うと、対応する飛行機の搭乗用QRコードを表示できます。

また、Doorkeeper経由で予約したチケットのチェックインにも使用できます…が、今まで参加したイベントでQRコードの提示を求められたことがまだありません。だいたい名前を言えば入れてしまうので。少し残念です。

話のネタにもなる

フリーのウェブ制作者として生活していると、初対面の方が相手の場合、「それ、Apple Watchですよね」「iWatchですね」と、話のネタにもなります。
スポーツバンドだと気づかれやすいですが、レザーのバンドをつけていると気づかれない事の方が多いです。
筆者の場合は「この人はそういうのが好きな人なんだ、コンピュータにも詳しそう」と、割と好意的に受け取られることが多いです。

  • 時計修理人
    いつもありがとうございます? 興味深くブログ拝見しました。Jhon 5のTシャツがお似合いですね! かく言うわたくしもApple Watchは発売日に購入したクチ です。アラフィフ世代の私ですのでモチロンスペック を理解したものでなく、時計のプロとして外見になにかを感じて、これは試しておかなければな!とかんじたからでした。 内容や使い心地については本文にあるので省略致しますが結果としてはあれからほぼ毎日使ってアルミの外装はボロボロになって益々愛着が湧いています。 ブログに紹介されている機能の半分も使えてはいませんが、私にとっては充分にプライベートや仕事に欠かせないものになっています。 仕事柄、古い時計をしていないので意見をいただく事も多いのですが、ご勘弁頂きたいと思うほど気に入っています。 この記事を参考にまだ使っていない機能を使いこなして見たいと感じました。 Apple Watch お勧めですね。
  • LIMA
    確かに、Apple Watchはご職業のイメージとは離れているかもしれませんね。笑 携帯電話が普及して一度は腕時計を持たない若者が増えて、次世代の端末としてまた腕時計が戻ってくるのは面白いなあと思っています。 文字盤ももっとエルメス以外のブランドの(公式の)ものが出てくれると、また遊びがいが増えるなあと思うのですが、難しいでしょうね。 温故知新で近づいたり離れたりしながら、もっと楽しい端末が出てくることに期待しています。