銀黒は銀メッキ製品にも使えるのか、試してみた

銀メッキへの銀黒効果

銀装飾品のためのいぶし液、銀黒 (ぎんくろ) が銀メッキの丸カンにも使えるのか試してみました。

銀黒とは


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銀黒は銀製品のためのいぶし液。
加熱する必要がなく、常温の液体を銀製品に塗るだけであっという間に黒化できるのがウリの商品です。

Amazonや楽天で入手できますが、御徒町の「山口工具店」では少し割り引かれた価格で入手できます。
とっても手入れの行き届いた雰囲気の店内に、シルバー加工に関する商品が所狭しと並んでおり、魅力的なお店です。
お近くの方はぜひ店頭で購入することをオススメします。

山口工具店のオンライン通販の銀黒のページはこちら

銀黒の使い方

まず、アクセサリーを洗浄して油脂や切り屑を除去しておきます。
筆者はシチズン 超音波洗浄器 SWT710に入れて洗浄しています。


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銀黒は、下記の2通りの使用方法ができるようです。

・銀黒のボトルにアクセサリーを直接ディップする
・原液を筆や綿棒につけて、アクセサリーに塗布する

今回は、試作品のブレスレットで試そうと思っているので、洗浄後に直接ボトルに入れてみることにしました。

銀メッキに銀黒を使用した効果

洗浄

アクセサリーを2分間超音波洗浄し、よく乾かしました。
丸カンの洗浄液は普段は台所用中性洗剤(ダスキンの無香料のもの)を使用していますが、今回はより効果がありそうなヴェルヴォクリア バフカス落し用濃縮液 (BF-20)を山口工具店にて購入し、使用してみました。
200mlの小さなサイズを同店の通販でも入手できます。
ピッカピカになりますね。

なお、銀メッキは超音波洗浄でも剥がれてしまうことがあると超音波洗浄機の説明書に記載がありました。
今回は特にその影響は感じませんでしたが、丸カンの表面に傷がついていたり、薄いメッキの場合は剥がれてしまうかもしれません。

漬ける

銀黒につけて、1秒もしないうちに引き上げ、軽く水洗いした直後の写真です。
見事に濃灰色になり、特に問題はなさそうです。
もっと長い時間つけこんだり、何回も漬け込みを繰り返せば、より濃くなるかと思います。

一つ気になったのは、別のアクセサリーにブラシで塗布した際、目には見えないのですがブラシと丸カンの接触によって飛沫が皮膚にかかったようで、塗ったそばから肌が痒くなってきたことです。
慌てて石鹸で洗い流したところ痒みは治りました。
薄手のゴム手袋をして扱う方がラクかもしれません。

磨く

表面をざっと磨き、水洗いした後の画像です(この後また細部をクロスで磨き込みます)。

ドレメルのフエルト製ポリッシングホイールに研磨剤をつけて磨いてみましたが、この段階で銀メッキが少し剥がれ、地のカッパー色が見える部分が出てきました。
黒化自体には問題がないけれど、(当たり前なのですが)やはり磨きの段階でメッキが擦り切れてしまいますね。

今回黒化してみたのは、プラクティスワイヤー(シルバープレーテッド)16ゲージで自作した丸カンでした。
過去の丸カンを再利用したり、試行錯誤しながら何回も丸カンを開け閉めしたりしているもので、あまり状態はよくないです。
(あ、今現在はもっとキレイな丸カンを作れるようになりましたよ!!)
それでも普通につけるぶんには気にならないぐらいの剥げ具合で済みました。
シルバーフィルドワイヤーならもしかすると地の色は出ないかもしれません。

ただし、後日20Gのワイヤーで試したところ、かなり剥げて地のオレンジ色が見えるようになりました。
やはりメッキが薄いと地の色が出やすいようです。
それはそれでスチームパンク風で良いかも?と思いましたが、一般的にはあまり綺麗とは言い難い見た目になりました。

できるだけ剥げさせたくない場合は、さっと拭くだけで皮膜が取れるタイプの液体のシルバークリーナーを使用すれば、磨耗は最低限に抑えられるかと思います。この場合はあまりに早く白くなってしまうので、加減が難しそうではあります。

印象が変わる!

いぶすと印象がガラッと変わりますね。
生のシルバーの色はそれはそれでキレイなのですが、カジュアルファッションで普段使いするには白すぎてつけづらかったのですが、つけやすくなりました。

使用前:

(マンテルパーツは既製品で、その後ワイヤーで自作したものに変えています)

使用後:

写真があまりよくありませんが、肉眼ではもっとカッコ良く見えます。
丸カンの組み合わせによってできる凹凸や陰影が、より一層濃くなり、印象深くなりました。

ノンターニッシュシルバーは…?

今回、ノンターニッシュのシルバーワイヤーで作った丸カンも試しに浸してみましたが、驚くほど全く黒化しませんでした!
表面が傷ついているであろう部分は黒化しましたが、さすがノンターニッシュ、看板に偽りありませんね。

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