ENGL 0101 English Composition 1 がスタートして、あっと言う間に4週目のUnit4を迎えました。
全9週間で、最後の1週は試験なので、もう半分の地点まで来ました。最初は何もかも分からず右往左往していましたが、ようやく内容を掴めてきたので感想を書きます。
- UoPeopleは日本時間の木曜14時ごろに教材が公開されます。
- 締め切りは課題の種類によって異なりますが、概ね木曜の14時ごろまでです。
- Self-Quiz以外の課題とPeer評価の内容が、最終成績に反映されます。
教材
以下を組み合わせて、教材としていました。
- UoPeopleが独自に作成した教材PDF
- UoPeopleが独自に作成したオンライン問題集
- オンラインで公開されている小説
- 講師が独自に作成した教材(PDFや音声付きパワポ)など
独自の教材PDFは、なんと背景黒色白文字基調で驚きました。ダークモード的な。日本ではあまり見ないスタイルですね。
質としてはかなり簡素でザックリしているので、より詳しく学びたければ、随時、ググるなり日本で市販されているテキストを買うなりすることになります。
また、コース内のフォーラムにて、講師が独自に作成した音声付き教材が副教材として配布されました。
Reading
2週目からは、毎週、下記のようなリーディング課題が出されています。各週、数種類の中から読みたい短編を自分で選べます。比較的暗く、シリアスな物語が多いです。
- Oscar Wildeの短編
- キューバかハイチを舞台にした短編
- Okwiri Oduor、Anton Chekhov、Irene Nemirovskyの短編
Readingをこなすコツ
中には日本語訳されている短編もあるので、検索したり、図書館で借りれば、内容を理解する手助けになります。慣用句や古い言葉の表現など、見比べてみると「そういう意味か〜」と納得することもしばしば。
どの話を決めるか迷ったら、著者名で検索して作風を調べたり、短編ページをGoogle翻訳してザッと眺めればどんな話かはだいたい掴めます。
Discussion Forum
自己紹介をするだけでよかった1週目をのぞき、リーディングで読んだ短編についての感想や、詳細についてオンライン図書館で調べた結果を投稿しました。
自分が投稿するまで、クラスメイトの投稿を閲覧できない仕組みになっています。
これは、自分がどこまでやりたいかによって、かかる時間が大幅に変わります。もともと、特に時間制限がなければ、思いを巡らせながら読書するほうなのですが、さらにせっかくの機会と思い、色々と沸いた疑問について(その必要がないにも関わらず)調べまくっていたので、数行書くのに何時間もかけた週もあります…。
Peer評価について
クラスメイトが書いた投稿についても、毎回3人の投稿に対して10段階評価をつけ、さらに2〜3文のコメントを書くノルマがあります。適当に当たり障りのない感想を書くと、クラスメイトに突っ込まれます。これはその時の顔ぶれによりますね。
私のクラスメイトはかなり投稿が活発なようで、投稿に対しての返信や、返信への返信もつきやすく、今のところ脱落者が少ないようです。
Discussion Forumをこなすコツ
とにかくReadingを真っ先にこなし、早めに投稿することです。
早く投稿すればするほどPeer評価もつきやすくなります。重い課題を先にこなしてしまった方が気楽ですし。だいたい最初の5投稿は同じ顔ぶれが揃いますね。
Written Assignment
UoPeopleが独自に作成した課題を参照しながら、基本的な文章の書き方を身につけます。最初の2週は、それぞれ1段落の文章を書いて提出しました。
3週目からは、ひとつのテーマに肉付けをしながら、論文を段階的に仕上げていくようです。
Peer評価について
文法的な間違いはないか、などのいくつかの観点から、ランダムに割り当てられた3人のクラスメイトの先週の課題を評価します。各観点への採点が自動的に合計され、90点満点で点数が算出されます。
なお、一度、システムにエラーがあったようで、クラスメイトの投稿が割り当てられない週がありました。次の日には復旧したようで、無事に割り当てられていました。
Learning Journal
Learning Journalは講師との1対1の文通の場、連絡帳のようなものです。課題として書くべきテーマは用意されていますが、その内容も個人的な印象を受けます。
提出期限は他の課題よりも1日遅く、日本時間の金曜日の14時ごろです。この課題はいつも最後に提出しています。
この課題は、サーバ上へのデータ保存ボタンと提出(送信)ボタンが別になっているので、提出ボタンを押すのを忘れていて慌てたことがあります(締め切り前に気付きました)
講師からの評価について
私のクラスの担当講師の場合、ディスカッションフォーラムの投稿など他の課題への評価や指導をLearning Journalのコメントとしてつけてくれます。文章の添削や、もっとこうすると良いと言うアドバイスをくれました。
知り合いや親族にも英文添削を頼めなくはないのですが、相手が遠慮してしまったり、なかなか率直な意見は聞けないものなので、とても参考になります。
Self-Quiz
主にその週に学んだ内容に対して、10個程度の設問に対して4択で答えます。
これはものすごく放送大学の通信指導に近い、と言うか同じシステムだと思います。そっくりと言うか、同じです(笑)今のところ、いつも簡単な内容で、数分で解けます。
Self-Quizは何度でも解き直せますし、得点は最終成績にも影響しません。ReadingのPDFを読んだら、忘れないうちにささっと解いてしまします。
Graded Quiz
こちらはSelf-Quizとは異なり、最終成績にも影響する小テストのような課題です。時間制限があり、1度しか解けません。ほとんどの問題が過去のSelf Quizから出題されました。
これはひっかけか?と思う設問もありましたが、そうではないようです。素直に答えて、満点が取れました。
課題への取り組み方について
週を追うごとに課題がキツくなっていって超ヘヴィーです…。正答を書くのではなく、自分で調べて、自分の意見を文章で表現することが求められました。
正式入学前のコースでこの状態なので、本編は超ハードでしょうね。
1週間ごとに細かく期限が組まれている形式は、先送りできないので、結果として学習しやすいです。小さなタスクをどんどんクリアしていくことが好きな方であれば、相性がよいと思います。
また、私は飽き性ですが、9週間であればその内容に集中できるとも感じました。
放送大学は毎週授業の放送がありますが、半年かけて勉強する上に課題提出は2回なので、やや間延びして飽きるんですよね。そのぶん、ゆったりのんびりできるといも言えますが。
私の場合は集中したくなりすぎるので、仕事をきちんとこなせるように、あえてUoPeopleの学習とは距離を置いて生活のバランスをとる必要がありました。
リーディングが得意ではない人や、拘束時間が長いハードな仕事をしながら取り組む人の場合は、なかなか難しいかなとも思います。
全体的な満足度
全体的な満足度はとても高いです。
結果として毎日英語の読み書きに触れることになり、世界中から集まるクラスメイトと意見を交わすことができ、バーチャル留学気分。
少なくとも私には合っていますし、同調圧力の中で息苦しくなってしまう日本での暮らしに風穴を開けてくれます。息抜きになります。
価値観が統一されていることを前提とする文化や同調圧力が苦手で、たくさんの職場を掛け持ちして働いたりフリーランスとして生きたりしているわけですが、人との交流そのものが嫌いというわけではありません。多様な価値観に触れるのは、頭がフワッと楽になる感じがするというか、楽しいです。
オンラインということでクラスメイトと物理的な距離も置けるので、とても肌に合う感じがします。万一、自分とは合わない人がいても、9週間耐えれば終わりですしね(笑)
その反面、立派な教材や丁寧なサポート、高度な教育システムを期待する人にとっては物足りないだろうなと思います。他の(高価格帯の)オンライン大学の方が向いています。
表示が遅かろうがシステムエラーが発生しようがおおらかな心で対応でき、「システムを通じていても、結局は人と人」という感覚を持っているタイプの人にはオススメできます。
もし今後継続できなかったとしても、良い経験&思い出になるだろうなと感じます。
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