Apple Pay Felica決済登録(Suica・ID・QUICpay)についてのよくある誤解5つへの答え

2016年10月28日

Apple Payについて、取り扱いに混乱が生まれているようなので、特に実店舗で使用できるSuica/iD/QUICPayの登録について、知る範囲のことをまとめました。

Apple Payとは

Apple PayはAppleが提供する決済サービスです。
Apple Payに対応クレジットカードを登録することで、下記の場所での決済が可能になります。

・交通機関&実店舗 *
・アプリケーション内
・ウェブ上

このうち、交通機関&実店舗でSuica/iD/QUICPayを利用するには、日本国内版の「iPhone 7(Plus)」か「iPhone 5以降とペアリングしたApple Watch Series 2」のいずれかが必要です。

今回はこの「交通機関&実店舗」で使う場合によくある誤解について解説します。

1. カード版のSuicaをあらかじめ購入する必要はありません

プラスチックカードのSuicaを持っていない場合、あらかじめ購入する必要はありません。
App Storeで「Suica」アプリをダウンロードすれば、アプリ内でSuicaを作成できます。

プラスチックカードのSuicaをiPhoneやApple Watch2に取り込みたい場合は、必ずiPhone7(Plus)が必要です。
Apple Watch2単体では、カード版のSuicaを取り込むことができませんので、必ずSuicaアプリからSuicaアプリを新規作成することになります。

デポジット

プラスチックカードのSuicaをiPhone7で読み込むと、残高がiPhone内に移行されます。
また、同時にデポジット500円分も取り込まれます。
Suicaの読み取りが終わればプラスチックカードののSuicaはただの板になりますが、ただの板になったものも念のため取っておいた方が良いそうです(ソースを失念しました、見つけ次第追記します)。

2. クレジットカード本体にSuica、iDやQUICPayをつける必要もありません

クレジットカードによっては、あらかじめiDやQUICPayが搭載されているものもありますが、Apple Pay上では、カード本体にSuica機能やiDやQUICPayがついているかどうかは関係ありません。

iPhoneのWalletアプリ上で、下記にて対応するクレジットカードを読み込ませた時点で、iDかQuicPayに自動的に割り振られます。

iDになるカード: イオン/dカード/ソフトバンク/三井住友
QUICPayになるカード: au WALLET(クレジットカード)/JCB/Orico/View/TS CUBIC CARD/セゾン/楽天/三菱UFJニコス

3. Walletアプリにクレジットカードを読み込ませても、そのカードは無効にはなりません

プラスチックカードのSuicaを取り込んだ場合、カード上のSuicaは無効になります(ただのプラ板になります)。
ただし、クレジットカードを読み込ませた場合は、特にクレカが無効になるということはなく、今まで通り使えます。

また、クレジットカードや銀行キャッシュカード等に機能として付帯しているSuicaは、そもそもiPhoneやApple Watch上には取り込めません。
残高は適当に使い切るなりして、Suicaアプリ上でSuicaを新規作成しましょう。

2016年10月28日現在、相変わらずSuicaの取り込みでエラーが出やすいようですので、特別な理由がなければSuicaアプリで新規作成する方が早いでしょう。

4. WalletアプリとSuicaアプリで読み込めるクレジットカードが違います

WalletアプリとSuicaアプリでは、それぞれ取り扱えるクレジットカードが異なっています。

Walletアプリで読み込めるカードはブランドが限られていますが、Suicaアプリ上で直接チャージするクレジットカードを設定する場合は、ブランドはどこでも(多分)大丈夫です。
筆者が試したところ、Suicaアプリ上ではVISAデビットカードもOKでした。

ただし、Suicaアプリ上でオートチャージを設定したい場合は、VIEWカードのみが対応しています。
Suicaアプリ上で手動でクレジットカードからチャージする場合は、VIEWカードでなくても大丈夫ということです。

5. 店頭では「Apple Pay」を意識する必要がありません

どうも店頭のPOPに「Apple Pay」が表示され始めていることから誤解が生まれているようなのですが、店頭で支払う場合、その店が「Apple Payに対応しているかどうか」は気にする必要がありません。そもそもそう言う概念がありません。
Suica、iD、QUICPayの表示があれば、それぞれ問題なく使用できます。

もちろんわざわざ「ApplePayのiDで支払います」と言う必要もなく、普通に「iDで支払います」だけでOKです。
(ただしiDの場合はEdyと聞き間違われやすいので「ア・イ・ディー」ぐらいに強調した方が良いです)