2014年もLightScribeでCDラベル焼き

2014年03月24日

【ご注意:この記事の内容は古いです。最新版は、Sierraにてラベル焼きに挑戦した記事「2017年もLightScribeでラベル焼き」をご確認ください】

Lightscribeは2014年でも焼けている。もはや骨董品、マニアの領域に達していると思われるCD/DVDのラベル焼き技術「LightScribe」の現状をご紹介。

現在、CD/DVDドライブの生産をやめてしまっているLaCie。
かつては「LightScribe」というCDラベル焼き機能付きのCDドライブを販売していた。
LightScribe自体は2004年頃、ヒューレット・パッカードが開発した技術らしい。

CD-RやDVD-R等のメディアに、通常はデータを記録するために使われるレーザーを用いて、ラベル面へと印刷する(極端に言えば焦がす)技術。

しかし普及せずに2014年、とうとうLightScribe公式ページも下記のメッセージを残して閉鎖されてしまった。

20140323095334.png

This website is no longer active. LightScribe software and disc utilities may be found on a number of public websites

適当訳:もうこのサイトは死んでます。ライトスクライブのソフトとかいろんなツールは、そこらへんのサイトにゴロゴロ転がってるからNE★

...その頃に購入したCDドライブをまだまだ現役で使えているというお話。
果たして、日本国内でいったい何人が今でもLightScribeを使っているのだろう...。

LightScribeの何が良いのか

  • インクジェット用プリンタブルCDと比べ、ラベル面が薄く、ベタベタしない
  • 時間が経ってもにじまない
  • 類似技術のLabelFlashはMac非対応だった
  • LabelFlashはラベル面が青一色のみだが、LightScribeなら金や青、赤などから選べる
  • CDドライブにメディアを裏っ返しにして入れて、その上レーザーでじっくりこんがり焼くというなんとも言えない背徳感がたまらない(一番の理由)

LightScribeはなぜ普及しなかったのか

  • LightScribe対応メディアが割高
  • ラベル1面を焼きあげるまでに5〜20分かかる
  • 類似技術のLabelFlashとの需要の食い合い
  • CDラベルを印刷できるインクジェットプリンタが既に普及していた
  • そもそもCDラベルをわざわざプリントしなくても良い派が多かった
  • 2014年現在、データはCDやDVDに焼くよりも、HDDやクラウドに保管してやりとりすることが多くなった

サポートについて

2014年3月現在も、ドライバとラベル焼き用のソフトウエアはLaCie d2 DVD±RW with LightScribeサポートページからダウンロード出来る。もちろん、他機種用も掲載されている。

そのどちらも、Mac OS X 10.9.2 (Marvericks)で動作している。
たまに、ラベル焼きが開始されずに動作が停止してしまうこともあるが、そういう場合は一旦アプリケーションを終了させて再起動するか、CDドライブを開閉させてあげると大概再認識して動き始める。
いい子いい子。LightScribeは、やれば出来る子。

メディアの入手先

一番の懸念事項は、LightScribe専用メディアの入手経路が絶たれること。
各ショッピングサイトで「LightScribe」で検索すれば、タイミング次第では残り僅かになった在庫をゲットすることも可能。

基本的には海外(アメリカ)からの通販になる。
メディアは重量が重いため、30ドルのCD-R100枚を個人輸入するのに送料がだいたい80ドルはかかる。
馬鹿らしい話だけれども、もう選択肢はそれしかないのだからどうにもならない。
公式サイトが閉鎖されたということは、近い将来、海外ですら対応メディアを買えなくなるということだろう。

※日本のAmazonにもないわけではない

おまけ:愛情を込めて二度焼き

LightScribeの面白いところは、「二度焼き」ができるところ。
メディアそのものに上下等の位置が記録されており(だからメディアを回転させながらも模様を焼き付けられるのだろう)、一度焼いたメディアをもう一度ドライブに挿入し、同じパターンを焼き付けることで、より印刷面がくっきり黒くなる「二度焼き」という手法が使える。

もちろん、RWならディスク内容を書き換えることができるので、ラベルの内容をそれに応じて追記していくという使い方もできる。(ただし一度焼き付けたラベルは消せず、その上から上書きするのみ)

ラベルを焼くのにかかる時間は、焼き付ける部分の面積に依存する。
デザイン上の黒い部分(レーザーで焼く部分)が大きければ大きいほど、時間がかかる。
二度焼きなら、その倍の時間がかかる。
しかし、それでも焼きたくなってしまう、行為そのものへの魅力がLightScribeにはある。

    LightScribe関連記事