ヒルビリー フラメンコ (Hillbilly Flamenco)

自分の音楽を表現する 2 つの単語が、キャリアを変えることもあります。

デービット・フェーダーと彼のバンド Salagua-Azul は、いつも大きな音楽フェスティバルに参加したいと思っていました。 彼らは何年も活動を続けていて、そこそこの成功を収めていましたが、音楽フェスティバルのブッキングを担当しているエージェントは、彼らにチャンスを与え てくれませんでした。

あるショーでのことです、1 人の酔っ払ったファンが歌の間にこう言いました。「ねえねえ、君たちの音楽って、ヒルビリー・フラメンコ(お上りさんのフラメンコ的な意味)だよね!」 みんなが笑い、バンドも笑いました。 彼らは、その夜のステージでもその冗談を言い、車で家に帰る途中でも話題にして笑いました。

そして次の日、自分たちがまだ例の 2 つの単語 「ヒルビリー フラメンコ」 を覚えていることに気が付きました。 おかしな言葉ではありましたが、彼らの音楽を実によく表現していました。 観客も気に入っていました。 そこで、この言葉をもっと使用することにしました。

演奏するたびに、「この音楽のことをなんて表現したらいいのかお悩みですか? これが 「ヒルビリー フラメンコ 」 なのです!」と、観客に教え始めました。 そして、ショーの終わりに、「今夜聴いた音楽を友達に話すとき、なんと言って表現しますか?」と、彼らが観客に尋ねると、 観客は、「ヒルビリー フラメンコ!」と答えるのです。

まさかと思うでしょうが...効果は絶大でした! 彼らの演奏を聴いた観客は、このバンドのことを友人に伝え始めました。なぜなら、説明するのがとても簡単だった (しかも、おもしろかった) からです。

そしてある日、彼らが、フェスティバルの予約を担当しているエージェントの 1 人と話しているときに、「僕たちの音楽はフェスティバルにはうってつけですよ。なんと言ってもヒルビリー フラメンコなんですから!」と、言いました。 その予約エージェントは笑い出し、「OK。じゃあ、是非聴いてみないとね。」と、答えたのです。

こうして、デービッド フェーダーと彼のバンドは、ずっと夢に見てきたフェスティバルでしょっちゅう演奏をしています。 自分たちの音楽を表す例の 2 つの単語を使い始めた日から、はっきりとキャリアの向きが変わった、と話してくれました。