素晴らしい例 : Rayko

1999 年の夏にラス ベガスで音楽会議 (music conference) がありました。何百人ものアーティストが集いましたが、1 人だけ私に強い印象を与えたアーティストがいました。最初は彼女の魅力に目が留まったのですが、すぐにその魅力は問題ではなくなりました : 彼女の何が私の注意を引いたのか、ここで紹介します。

彼女の名前は Rayko。 L.A. から来た日本人でした。

彼女は、会議に出席している全員に 1 人 1 人あいさつして回り自己紹介をしていました。そして、楽しい会話に引き込み、相手の職業を聞き出し、メモをとっていました。 相手から名刺をもらうたびに、彼女はペンを取り出し、相手に関する情報を忘れないように、その名刺の裏に書き留めていました。

おそらく、3 日間で私を含む何百人と友人になったのではないでしょうか。

彼女は、地方でショーがあるときはいつでも、1 日前に現場入りし、ミートアンドグリート イベントやインストア イベントを行ったり、広告チラシや考え付くすべてのプロモーション ツールを用意します。 そして、ショーが終わるといつも、まっすぐ観客の中に入っていって CD を販売し、何百人もの人をメーリング リストに登録します。

ファン レターにはすべて手書きで返事を書き、 面会したビジネス関係者には、すぐにお礼のカードを送ります。

そして、そのような活動の間もずっと、新しい音楽の練習、作曲、レコーディングを着実にこなします。

私も彼女から連絡を受けました。例の会議から戻った次の日、彼女は CD Baby に登録するためにニューヨークまで電話をくれたのです。 もしかしたら、彼女はその日 200 人に電話をかけたかもしれませんが、彼女は、相手を 1 番重要な人物だという気持ちにさせる方法をよく知っていました。 (電話の 2 日後には、彼女の CD、シャツ、ビデオ、それに紫色の手書きの手紙が一式、私のドアの前まで届きました。)

ガース・ブルックス、マドンナ、そしてビル・クリントンたちのサクセス ストーリーの陰にも同じ手法が使われたと聞いたことがあります。 多くの人と出会い、 全員の名前を覚え、 友好関係を発展させ、 常に注目して連絡を絶やさず、 全員を特別な人として対応するのです。

これが彼女の性格の一部なのか、それとも彼女にとってキャリアがそれほどまでに重要なため自然と身に付いた特質なのかはわかりません。

自分の音楽を大切に思い、音楽で大成功したいと心の底から骨の髄まで望むのであれば、たくさんの人と出会い、不断の精神で 「コツコツと 」 努力し、毎朝目覚めるたびに希望を持って決意を新たにする必要があります。

会える人にすべて会い、自分が対応してもらいたいように相手にも対応します。

さらに、このような営業努力を続ける一方で、最高の音楽を追求し、音楽スキルを着実に伸ばす努力も忘れてはなりません。