相手が求めているものを常に考える

音楽のマーケティングおよびプロモーションについて基本ルールをお教えしましょう。

「相手は何を求めているのか?」を常に考えることです( 「相手」 とは、自分の音楽を届ける対象のことです)。

軽く受け止めず、一心に考えてください。

何事も相手の視点から考えるということは、誰にでもできる良い行いの 1 つです。 正しく行うと、選ばれた天使に付き添われ、雲の上の世界へと引き上げてもらえるでしょう。

電話をかけるとき、 メールを書くとき、 プレスキットを送るときに、毎回考えてみてください。

音楽業界の人々がなぜこの仕事に就いているのか考えてみてください。試しに、彼らのことを、おそらくは働き過ぎで、大きな世界の中に小さな幸せを探している、仕事にするくらい音楽 (または音楽業界そのもの) が好きな単に善良な人間だと想像してください (もちろん、それ以外のこともしている可能性はありますが)。

その上で、彼らのメールの受信箱の様子を考えたら、「こんにちは」という件名で 7 ページにも渡り自分の成功に賭ける熱い思いを詳細にメールで送ることが、どんなに分別のない行為であるかわかりますよね。

また、クラブへ音楽を聴きに行く人が本当に求めているものは何かを考えてください。ある人にとっては、単に自分達の評判を高めるための方法です。 またある人は、完全にオリジナルで、恍惚とさせられるような音楽を求めています。 ビジュアル エンターテイメントだけを求めている人もいるでしょう。

あなたに注目する義務は誰にもありません。 あなたの観客にもありません。 たまたま電話またはメールしたことがある人にもありません。 音楽業界の人ですら、そのような義務はないのです。

独りよがりのエゴは完全に捨て去ってください。 そして、何でも相手の視点に立って考えてください。相手の夢をかなえてあげましょう。 相手が本当に望んでいることをするのです。

(さらに細かいレベルでは、 電話に残すメッセージ、パッケージのカバー レターに書く内容、メールの件名なども、相手の視点で考える必要があります。)

そうすれば、あくまで希望的観測ですが、相手もあなたが本当に望むことをしてくれるかも知れないじゃないですか。