オンラインバックアップBACKBLAZEのHDD輸送オプションが優秀なので乗り換えました

2016年08月07日

BACKBLAZE

BACKBLAZEのHDD輸送オプションが優秀なので、バックアップサービスCrashPlanとDropbox Proの併用をやめてBACKBLAZEとDropbox無料版の併用に移行しました。

そもそもCrashPlan / Dropbox / BACKBLAZEとは

CrashPlan/BACKBLAZE

CrashPlanBACKBLAZEは、どちらもクラウドへのデータのバックアップサービス。
双方ともに月額5USD程度で、マシンにクライアントアプリをインストールした上で、容量無制限にオンラインバックアップを取れる、競合の関係です。

Dropbox

一方Dropboxは、データのバックアップに加えて「共有」に重きを置いたサービスです。
保存できる容量は月額10USDで1TB程度ですが、保存したデータをDropbox登録ユーザやそうでない人と、パスワード制限なども含めて柔軟に共有できます。

いわゆる「宅ファイル便」などのデータ送信サービスの代替となるほか、2台以上のパソコンで同じファイルを共有し、共同編集し、さらにオプション次第では無制限に編集履歴を残すことができ、バージョン別に復元ができます。

また、iPhoneアプリを含む、各外部アプリケーションとのデータ連携に使用されることも多いです。

これらの共有に関する機能はDropboxにしかなく、また、体感上のバックアップ速度も(設定で全アプリ通信帯域無制限にした場合に)Dropboxが一番速く、とても高機能です。

今までの運用

昨年末までは、CrashPlanとDropbox Proの両方を契約していました。いつからか忘れているぐらいの年数、契約を更新し続けていました。

CrashPlanは容量無制限ということで外付けを含むHDDの丸ごとバックアップ用途に。
Dropboxは1TBの上限があるということもあり、頻繁に更新するデータや共有する必要のあるデータを中心に利用していました。

余談:一般にDropboxは、Dropbox用に指定した起動ディスク内のデータのみをバックアップでき、外部HDDのバックアップは取れないのですが、Macの場合は外付けHDD内のフォルダで「シンボリックリンク(not エイリアス)」を作成し、そのエイリアスをDropboxフォルダ内に置くことで、外部HDDのバックアップも取れます。
この場合、外部HDDの接続を外してしまうと、そこでファイルが消えた扱いになり、同期が始まってしまうので注意が必要です。

DropboxがあればCrashPlanは不要なのでは?と思われるかもしれませんが、全データ容量が1TBを超えていたこと、そしてバックアップは多いほうが良いという理屈から二重に契約を続けていました。

例えばメインマシンのHDDがクラッシュしたり、何らかの災難で水没したとしても、取り急ぎ、普段使うデータはDropbox経由で予備マシン上で使用できるし、全データはCrashPlanの「有料復旧HDD輸送オプション(Restore-to-Door)」で取り戻せば良いと考えていました。

この運用の欠点は、費用がかかるということと、CrashPlanアプリの動作が「まずまず遅くて重い」ということでした。
そこで一度、CrashPlanの契約を切り、ある程度データに諦めをつけて、Dropbox Pro単体で半年ほど契約していました。

しかし、なんということでしょう。
仕事でDropbox共有を使用する機会が減ったため、Dropboxの月に10USDすら「ちょっと高いな」と思うようになりました。円安が悪い。

そこで、CrashPlanとDropbox無料版を組み合わせることで月の支出を削減できるのでは、と考えました。
Dropboxのバージョン別復元機能には結構お世話になっていたのですが、現在はHTMLも別途BitbucketとSourceTreeで管理しており、それなりに機能しているので、なくてもOKと判断しました。

BACKBLAZEの魅力

先ほど、CrashPlanの「復旧HDD輸送オプション(Restore-to-Door)」について書きましたが、実は、このサービスが2016年1月でひっそりと終わっていました

そうなるとCrashPlanの魅力は激減です。オンライン経由で数TBのファイルを復旧するというのは不可能ではないものの、実際の転送速度を考えれば数日単位でマシン通信しっぱなしのかったるい作業です。

そこで代替を探して見つけたのが「BACKBLAZE」でした。
CrashPlanとおよそ同額で同様のサービスを提供し、さらにかつてのCrashPlan同様のHDD輸送サービスを提供しています。HDDの容量は4TBまでのようですが、当面は十分そうです。

しかも、

Send us the hard drive back within 30 days for a refund of your purchase. Just mail back your drive and we'll refund what you paid for the restore.

ということで、BACKBLAZEから郵送されてきたHDDを返送すれば、この有料復旧オプションに支払ったお金が戻ってくるというのです!

余談:CrashPlanよりもBACKBLAZEの方がウェブサイトもクリーンで、さらにアプリのインターフェイスにも野暮ったさがなくて良いですね。

…というわけで、BACKBLAZEに乗り換えました。
設定でバックアップ上限速度を無制限にしているものの、1TB超の初期バックアップが終わるのは少なくとも数日はかかりそうです。動作は安定しています。
途中マシンの電源を切っていた時間もかなりあるので何とも言えませんが、2日で130ギガくらいアップロードできました。
これが終わったらもう少しバックアップさせるファイルを増やしたいのですが、
CrashPlanでも初期バックアップが完了するまでだいぶ日数がかかったので、まあこんなものかと思います。